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神懸った内容の1stで衝撃を与えてくれたバンド。

前作と比較すると、ネオフォーク的な要素は薄れてよりリフが骨太になった印象。

相変わらずの美麗アルペジオに、マンドリンか何かによる瑞々しいトレモロ・リフも健在。

ただ、前作ほど強烈に盛り上がる展開は無く、幾分薄味になった印象。

ヴォーカルは前作のひょろひょろしたものからは成長を遂げ、芯が太くなっていますが、個人的にはこのバンドの靄のかかったふわふわしたサウンド・プロダクションには、あの細いヴォーカルが不思議とマッチしていた印象。

前作を聴いて、ヴォーカルもうちょい太ければなぁと思った方はその成長に納得でしょう。

また、タイトルからも微妙に醸し出されていますが、Tr.1などでところどころフューネラル・ドゥーム的なヘヴィで陰鬱なリフも取り入れているのも特徴。

相変わらず浮遊感がありつつもメタリックな演奏をきちんと聴かせてくれるところが魅力的です。

・盤質：S その他状態：デジパック UK ポスト/アトモスフェリック・メタル’14年 2nd 【規格番号：CANDLE435CDSE】輸入盤

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